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2025年10月10日

草編みの会
at 星のしずく (浮羽)
3回目となります
以前のワークショップで帽子を作った方も きていただいたり
初めての方もきていただきました

前回帽子を作り上げてきてくださったみなさん

一人一人個性的な、素敵な帽子が集まりまして、記念撮影です

耕作放棄地を快く貸してくださる方の場へみんなでゆきました
ありがたいことです

編める草だらけ!
ここでは主に力芝や芒すすき、ススキの穂、姫足ぼそなど
摘んでも摘んでもなくならないくらいたくさんです☺︎

いくら摘んでも大丈夫とはいえ、、 美しく、後のことを考えて景観を大切に切り込みます
残った草木は短くしてその場へ戻します
穂などの扱いなども説明させていただきました

後のこと、未来のことを考えてとる ということをいつもお伝えしたいなと思っているのですが、、、
受け取り方によっては難しいこともありいえない時もたくさんあり言えない時も多いのですが
今回はみなさん 受け止めてくださったように思います
星のしずくさんでの長い積み重ねのおかげもあると思います

大地にて
長い時間を取りました
観ること、自分で考えてとること、心をゆっくりすること
手間をかけること
大切なことを大地から受け取りながら
周りのみんなからも いろんなものを 受け取りながら草を摘みました

いくら耕作放棄地とはいっても、、
通る人に 草を素敵だなと思ってほしいので
家のお庭と思って草をみんなで摘みます
そうすると、景観がグッと変わります
気持ち一つで まわりの環境が変わってくること、
ここに集まった人数がまた、、
周りの人に話してくれるといいと思います

耕作放棄地、、すばらしいな
草木が大地を育みます
土地を豊かにします
人の手によっていかようにも変わるのです
だから人の意識がとても大事になってきます
草を邪魔と思うのか、、すばらしいと思うのか、なんとも思わないのか、、
どこで自分が生きていくか、、自分の軸はどこにあるのか、、
そんなことは一言も言わなかったけれど
ここ、星のしずくさんに集まるみなさんはには感じていただけたことと思う

人が日常に、じゃまものとしてあつかっている
草木のすばらしさといったらありません
みなさん無我夢中になり草木とたわむれました
時間はある程度決まっていましたが、その時間にとらわれることなくすすめていけるのも星のしずくさんとの信頼関係があってこそのもの☺︎
広大な大地に 気の合う仲間たちをいるだけで幸せです
あまり難しいことは言わず
何をとってくださいとかもあまり言わずとも手は動いているのを見守りました^^

他の採取の仕方も 簡単ですがお伝えしました
話せば長い時間かかってしまいますが、、、 絵を描くように 剪定するようにとっていきます
とらせていただいた後は前より美しくなっているように・・と願います

時間をかなりオーバーしてみんなお腹ぺこぺこで持ち寄りご飯会です
いつも星のしずくさんは、たくさんの種類の貴重なお味噌を用意してくださっていて
味噌汁に各自好きなお味噌を入れていただきます
そして、輪になって食べます
みんな親戚のような雰囲気になるのも星のしずくミカさんアキフミさんのお人柄の賜物

少しは時間を気にしてはじめます
いろんな編み方や草の説明もいたしました
・
のの艸とは別に、
野草宙という活動もしているのですが、(身近な草木での摘み茶活動)
今回草編みで使いました、原種のとうもろこし丸ごと一本 や真菰、しなだれすずめがや、力芝などが入った宙茶を飲んでいただき
編みながら身体にとり入れめぐらせながらの草編みをしてもらいました◯

ススキの穂も美しいので穂編みもします
みなさんが採取したもの
星のしずくさんのつる首かぼちゃ
わたしもタネをいただき育てています
かぼちゃのつるでも編めそうですーー
きっとなんでも編むことができます
近道しようとせず
なんでもやってみることがたいせつ〜^^

星のしずくさん
灯台のようにみんなの心を灯しています
星のしずくさんも
ブログに記してくださいました すごくわたしの言いたかったことを
言葉にしてくださっていました・・ありがとう

たくさんの生きものたちの声がしました
力芝

パンパス編み ふわふわ

参加してくださった皆さま、ありがとうございました
「草を編むものとして」
ぜひ身近な草をお友達としてお迎えくださいね◯
2025年05月20日
nonokusa ののくさ 詳細

nonokusa/ののくさ は、
草花木 を育てている、
小さなお庭があり
暮らしとしごとがひとつになっているフィールドです
改装を始めて11年後の2020年に、イベント時のみゆっくりオープンはじめました
改装は、2025年9月に152日目を迎え、今もカタツムリの速度で続いています (住まいの改装を含めたら18年目になります)
ののくさ では、改装中ながらも ときどきイベントをしたり草花の受け渡しなどもしてきました

これから月1~2ほど日にちを限定して ののくさの場を openにしていけたらと思っています
受け渡しのみも受け付けております
受け渡しのみの場合、日時はご相談に応じています
(そのとき 場はopenにしておりません・出入り口 スペース にて受け渡しをさせていただいています)
ののくさには、100年以上経つ蔵がお庭にあります
そこの1階を展示室に 2階を茶室に
小さな土間を 摘草小屋 に、小さな温室を庭の中心に、
農機具を昔置いていたであろう倉庫を、
草編みや作業場に、と改装を続けているところです
出来上がりへの道は、まだまだ長いかもしれないと思い
改装途中ながらも 一部を ひらいてゆくことにしました
摘草植物店スペースのみ 、ゆっくりとひらいてゆきます

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ののくさの場は、西区郊外の金武というところに位置します
早良区に近い西区で 室見川が流れています
古くは三瀬街道があり 佐賀と福岡とを結んでいました
三瀬街道の要にあたる金武は、宿場町や厩舎のあった歴史あるところで、「金武宿」とよばれる宿場があり、
昔は、米や木炭、塩や海産物などさまざまなものが運ばれていました
人馬継所で、荷物を積んだ馬の往来が多く、木賃宿や染物屋、質屋、雑貨屋などが軒を連ね、
武士や商人などの旅人で活気に満ちあふれていたと想像できます
今はだいぶ変わっていますが、漆喰壁の蔵の家々がいくつか立ち並びます
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次郎丸の交差点から佐賀方面へまっすぐです
次郎丸交差点からは、 車で10分ちょっとかかります
原の交差点からだと20分くらいです
混んでたらもう少しかかります
最寄りの 高速は、福岡都市高速 野芥インター もしくは福重インターになります
最寄りの地下鉄は、次郎丸、橋本になります
博多からだと50分~1時間くらいかかります
バス停はすぐ近くにあります
天神や博多からも出ています
地下鉄で次郎丸で降り、すぐ近くの次郎丸バス停からだとバスはたくさん出ております
(金武中学校バス停から徒歩5分)
(予約された時点でより詳しい場所をお伝えしています)

車は駐車スペースへおとめください
道路には止めないようお気をつけください
(バスが通ります)
どうぞお気をつけてお越しください
詳しくは予約してくださった時にまた、、、
お越しくださるとうれしく思います
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水場

温室
2025年05月17日
のの艸

のの艸は
野草、草花、木々、野菜 などをわけへだてなく
一つとしてとらえたときの
野の草がおりなす さまざまなものへとつながる
ののくさごとの活動名です
草木を育むこと、暮らしに生かし、生かされること、
季節の「ののくさごと」をとおしてさまざまな表現をしています

そして、
そんな表現としての場もつくっているところです
育んだ草花木や摘み草を主とした 予約制の小さな植物店.
百合がまもなくひらくから 場も開かれるという具合に
草花木のうつろいに人が合わせていくような
野の草の開花に合わせて開くことで
ひとつひとつの野草にスポットがあたり、輝きを増すような、、
そのときそのときでうつろう季節と融合した
小さな草花の展示のような場を
.
草花で茶を作ることも
すべて根っこはおなじ 野の草ごとの表現で.
野の茶でひと息つけるような喫茶小屋と
広場、温室、展示室、茶室 を準備中です
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のの艸が生まれるまで
遡ること 2005年の9月
植物をとおして 人と自然とがつながり.ともに成長できる表現の場として
博多の下町風情が残る寺町、御供所町に植物のお店(つむぎ)を構えました
畑を借り、草花を育てながら お店を営み
季節の植物でさまざまな表現活動をしてきました
2023年 1 月に17年続けていた 博多のお店を閉じたのを機に、
のの艸という活動名に変更いたしました
それからも
草花木を育くみながら
さまざまな活動をしていました
いろいろな ののくさごとは、
分けているようで根っこは一つ、
すべては、植物へのいつくしみと敬いにつながってゆきます
野の草での摘み茶の活動は野草宙(やそうそら)として分けておりますが、
のの艸の活動と根っこではつながっていて
感覚としてはひとつです
どんなののくさごとも、
垣根を低くして植物と親しめたらという思いがあります
感じてほしいのは 植物の生命エネルギー、季節のうつろい、
蕾から花が開き、散りゆく姿、実になりゆくさま、葉が落ち、朽ちてゆき、土に還るさま
どれもそれぞれに いとおしきものとして
思いの 根っこは ずっと変わっていません
うつろいゆく姿をきりとり、
季節がめぐるよろこびと
いのちのめぐりを伝えていきたいと思っています
Hina sawamura

より詳しい自己紹介はこちら
https://nonokusa.net/note/?page_id=3188
