nonokusa note

2010年12月07日

枯れてもなお

100227 657.jpg
バラの「アイスグリーン」が乾いて・・・かわいい「ドライコちゃん」となりました。
贈り物の、リボンの結び目に一緒に結びました。
 昔、、幼少のころは、お花が枯れたりすることは、悲しいことだと思っていました。。
でも、そうではないんですね・・
 お花を切ったり、折れたりするのも、かわいそうなことかと思っていました。。
でも、違うんですね。。
植物って本当に前向きです。
太陽に向かって、ただ太陽に向かって伸びていく。
花をつけ、花が散り、実をつけ、種を残そうとします。
枯れた葉や花は土に還り、次の栄養分として循環します。
枯れてもなお、前向きだなあと感心します。
植物にはいつも感心させられます。

2010年12月02日

お寺、お茶、落ち葉、秋。

DSC_6380.JPG
月麦のおとなりにあるお寺、聖福寺です~。
otera.JPG
落ち葉がはらはらと舞うのを見ているのがすきです。
落ち葉が新たな養分となり、木に栄養を与えてくれます。
生命の循環。
まさに、「葉っぱのフレディ」です。
DSC_6383.JPG
聖福寺は、お茶を日本に広めてくれたお寺です。
月麦のまわりはお寺ばかりです。
とにかくたくさんのお寺に囲まれています~。
前にある東長寺には、いつのまにか五重塔が!
 つむぎにご来店の際は・・・
博多駅に向かう大きな通りに(博多駅に向かって左手に)五重塔があります。
五重塔を目印に来て頂いたら、わかりやすいです。
そのちょうど裏あたりです☆
もう、12月なのに・・・まだまだ秋気分。

2010年11月26日

収穫祭

DSC_5051.JPG
先日、秋の収穫祭にいってきました~。
雨で「もや」がかかっています。
お米つくりをやめた棚田に桜を植えることをはじめて早3年。
来年でいったん植樹を終えることになりました。
来年は50本ほど植えて、全部で200本くらいの桜になります。
「棚田を桜の里にしたい」
山伏の先祖代々受け継がれた山の中腹にある棚田を、
後継者がいないことから米作りをやめることになった、
真田さんの意志を受け継ぎ、たくさんの仲間と一緒に桜を植えてきました。
その中で、桜を植えただけでは育たない、
植えっぱなしではだめだということに気が付きました。
桜を愛でることができるのは、昔から桜守の方が桜を見守っているからなのですね。
肥料をあげたり、草取りやメンテナンス、獣害から守ったり・・しなくてはいけないのですね。。。
けっこう手がかかることをはじめて知りました。
桜を植え始めて、初めは不思議な目で見ていた地元の方たちも
ボランティアでご飯をつくりに来てくれたり、草刈りを手伝ってくれたり・・・と、地元の方たちとの交流も始まりました。
来年は地元の方々も桜を植えることになりました。
桜を通じて、自然のこと、森のこと、いろいろと考えるようになりました。
今、人里に猿やイノシシ、熊がでてきてはニュースになっています。
桜を守っていくには、鹿やイノシシの食べ物も確保してあげて、本当の森にしていかなければならない、そんな気がしています。
本来、森は森の力で自然と本当の森になっていくそうです。
ところが、国策で杉ばかりを植えたことにより、雑木が激減し、クマやイノシシ、鹿の食べ物がなくなっています。
お腹をすかせた動物たちが食べ物を求めて、山から下りてきているのです。
真田さんのお話を聞くところによると・・・
国策で杉を植えたらお金になると約束され、杉ばかりをたくさん植えさせられたそうですが、
今では20年モノの大きな杉がなんと200yenほどの価値しかないらしいです。
切るのにもお金がうんとかかるから、誰も切らない。
森にはそんな杉ばかりで太陽の光もはいらない、保水力もなく、根っこもはっていないので、山がこわれやすくなっています。
困った困ったと多くの人がニュースを見ている中、
密かに大量の熊が殺されている中、
山を購入して、杉を切り倒し、本来の自然の姿に戻そうとひとりで戦っているひとがいます。
熊を殺すな!殺すくらいなら、自分が引き取る!!と叫んでおられます。
→ http://blog.livedoor.jp/rokuten1/ 
また、山奥にせっせとどんぐりや規格外の果物を熊のために運んでいる人たちがいます。
→http://kumamori.org/
実は、つむぎ畑も山から下りてきた
名前もわからない動物に、大事な植物を荒らされていて困っています・・・・・。
大きなたぬきのような、ありくりのような、顔はカンガルーみたいな動物。
3回くらいはっきり見ましたが、いまだ写真を撮れていません。。。
あれ、なんていう生き物なのでしょうか。
写真撮影に成功したら、紹介しますね~。



つむぎからのの艸に
活動名が変わりました
(2023立春〜)