野の茶について
野の茶
野草は薬草
野の草は薬の草
薬は野にあり
野の草は、太古の地球とつながっていて
人類よりはるか昔から地球と共存している
生命力にあふれた草草
大地のミネラル
野のエネルギー
草草の力を
火と水をとおし
からだにとりこむことで
太古の地球といきものの細胞とが共鳴し
からだと心がととのっていく
野びやかに
五感をつかうこと
心と体をゆるめること ひらくこと
太陽の光を浴びて
深い呼吸をすること
草の香を、草の滴を 体にとりこみ
体に血をいきわたらせること
出すことと めぐること
地球の記憶をとりこむこと
それをわたしたちは
野ノ茶(のの茶)とよんでいます
・
それぞれに名と役割をもつ草草(くさぐさ)は
自らがいのちをつなぎ
いきものたちの
衣食住心 すべてを支える
古来
人と草とは 親しき間柄で
もう一度
昔のように 草草を
近しいものとして
土を草を 遠ざけるのではなく
今だからこそ 野の草を味方につけ
暮らしに役だててもらえたらと
そういう思いで活動をつづけています
軸を自然界におき
大地に根をおろして
土と草とつながりをもつこと
こころと暮らしが草をとおして豊かになること
野の草とむきあうと
必要なものがすべて 足元に 用意されていることを知りました
急速な環境の変化にともない、
野ノ草と私たちは、たちきられたようにも見えますが
つないで下さった先人たちのおかげにより
わたしたちは今知ることができています
親しみやすいのに
忘れられている、
断ち切られている、
疎まれている 草草たち
ひとが
植えてもなくとも 地上にあらわれ ひろがってゆく
まるで大地の表面を活性化して地球を浄化するように
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野の草、野草でつくるお茶のことを
わたしたちは親しみを込めて「野の茶(のの茶)」と呼んでいます
野草で作るお茶、なので
もちろん分かりやすく野草茶とも呼んでいますが
野草茶をもっと広く、 野に生えている草木花、種子から生まれるものすべて というふうに
より広くとらえたいと思ったこともあり
名付けました
私たちが普段 つくっているものは
お茶なのか、スウプなのか野のエキスなのか、
その液体をお茶と呼ぶのであれば、
野に、草に 敬う気持ちを込めて
そして、親しみを込めて
「 野の茶/ のの茶」 と呼ぶことにしたのでした
野の茶(のの茶)は、もっと大きなくくりです
お茶、というくくりもはずしていけば、
そこらに生えている 草を摘んですぐお茶(野のエキス、スウプ)になり
身体にめぐらせることができます
野草茶、のの茶の垣根を 低くしていきたいなと思っています
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「野草は太古からの地球とつながっていて それは宇宙そのもの」
これは わたしたちの原点、野の草の活動をしている
こころの真ん中なところに つながっている、 ことばです
これまでずっと何かによって導かれているような存在として
「植物のかみさま」 が いてその存在を以前から
「ののさま」と呼んでいました
いつも 傍らにいてくれていて、
みちびいてくれたり、助けられたりしていて
その「のの」の存在を 野草と同じく身近に感じてきました
・
わたしたちは
野草の活動をする前から 宇宙、自然(のの)をテーマにした会をよく開催していました
そんな時、あるとき「のの」 があらわれ
野草、野の草を与えてくださいました
水平「のの」とと垂直「宙」のバランスがとれ
それ以来 野草を入り口に
とてもお話がしやすくなったのでした
のの と野草、宙が繋がって、
野草茶を のの茶 と呼ぶことも
野草を のの草と呼ぶことも
育みと草花の活動が「のの艸」になり、場がののくさ
になったことも
わたしたちにとっては、自然な流れで
すべてが繋がっているように思えました
さまざまなことがわかれているようでひとつに思えていたからです
二人で野草ごとをするようになっていったのも
思えば自然ななりゆきで
これは 考えもしていなかったことなのでした
とても不思議に思うのですが
ののさまに、みちびかれたのかもしれません◯
野のエキス
とてもいとおしく思います
- やそうそら
- 2025年05月10日