nonokusa note

2010年12月31日

大晦日

雪ふれば冬ごもりせる草も木も 春にしられぬ花ぞさきける
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雪がたくさんふり積もって震えている(ように見えてしまう)
草木(自分が植えた幼少のもの)をみるにつけ、、
毎年、うちのこたち(草木)は大丈夫かな・・・といつも心配になるのですが、
この、冬の寒さに当たることこそ、春にきれいな花をさかせるために大事なのだと
自分に言い聞かせながら・・雪が溶けるのを待っています。
おうちは町との気温の差が大きく、もう一週間くらい日陰の雪が溶けません。
木が雪の重さゆえに倒れていたので、今日は雪対策に大忙し。
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今朝、仲良く整列したつららを発見!
自然のつくるものほど美しいものはないなあ・・・。
・・・と日々、いちいち感動しています。
今日は大晦日。
今年も今日でおわり。
あっという間・・だったのかな。
「暑」いことが多かった一年でしたが、
こうして又・・寒い冬がやってきて、また春がくる、草木が芽吹く。
 四季があることの素晴らしさに感謝したい。
日本に生まれて、季節の移り変わりを感じられることができなければ、
花屋はやっていなかっただろうな。。。
四季があることに、自然に、支えてくれている人たちに、ありがとうございます。
でも、感謝感謝と呪文のように唱えるだけではいけないなあ。。。
来年は感謝の気持ちを行動にだしていかないと・・・と思います。
今年も「つむぎ日記」にあそびにきていただきまして、有り難うございました。
来年も花に寄り添い、花の気持ちを代弁するくらいな熱い気持ちで花屋「月麦」をやっていきたいと思っています。

2010年12月10日

死すれども

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鮭のはなしです。
鮭はおとなになると、産卵のためぼろぼろになりながらも川をのぼり、生まれ故郷に戻ってきます。
そこで産卵をするのですが、力つきて、やがて命を燃やしてしまいます。
命が尽きる前に、さらに上流へとのぼっていくのだそうです。
その死骸が川、海を潤し、森の栄養となるんですね。
生まれたばかりの赤ちゃんのことを考えての行動なんだワタシは思います。
だから、さらに上流へむかうんですね~・・。
なんだか・・植物も、鮭もけなげです。
少しだけでも近づきたい~。

2010年12月07日

枯れてもなお

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バラの「アイスグリーン」が乾いて・・・かわいい「ドライコちゃん」となりました。
贈り物の、リボンの結び目に一緒に結びました。
 昔、、幼少のころは、お花が枯れたりすることは、悲しいことだと思っていました。。
でも、そうではないんですね・・
 お花を切ったり、折れたりするのも、かわいそうなことかと思っていました。。
でも、違うんですね。。
植物って本当に前向きです。
太陽に向かって、ただ太陽に向かって伸びていく。
花をつけ、花が散り、実をつけ、種を残そうとします。
枯れた葉や花は土に還り、次の栄養分として循環します。
枯れてもなお、前向きだなあと感心します。
植物にはいつも感心させられます。



つむぎからのの艸に
活動名が変わりました
(2023立春〜)