2013年04月08日

先日、糸島で自然農を実践されている村上さんから、トマトやペッパーの種を少しわけていただきました。
ご自身の畑に合う作物、品種を・・畑と一体になり、見つけていこうとされている村上さん。
人の目線だけではなく、畑から、土、生き物の目線ももって
畑とともにいる、そんな村上さんの種。
ほんの少しの種ですが、
私にとっては値段のつけようのないくらい、貴重な種でもあり、
可能性を秘めた、すてきな一粒一粒です。
それぞれの畑でそれぞれの人が野菜つくりを楽しんで、
「あのひとの南瓜はおいしいね。種を少しわけてもらおう、
というコミュニティができればなあ・・」
と村上さんはおっしゃっていました。
いま、スーパーの野菜売り場では、経済にうまくのりやすい品種を多く見かけます。
そうなるのは、とてもよくわかるんですが・・
あまりにも在来種が軽んじられていないかって思うのです。
種ひとつぶひとつぶの価値が軽くなっている。。そう、私は危機感もっています。
週末の悪天候から一夜あけ、今日はいい天気。
種を蒔こう、と思います。
村上さんの思いが入っている種、
ほんの少しですが、つむぎでも12日(金曜日)に販売します。
他にも固定種、在来種のタネを販売しています。
わたしも、草や野菜、生き物、花・・・一体となるような畑をめざしたいな。
2013年04月05日

サティシュ3つのS、
society(社会)
「人々も大切にしなければいけません。
現在、世界人口の6分の一、10億以上の人々が飢えに苦しんでいる。
なんとひどい社会経済システムを私たちはつくってしまったのでしょう。
世界は不正に満ちています。
飢える人々がいる一方で、食べ物を捨てているひとびとがいる。
世界中で40〜50%の食べ物が無駄にされています。
特に裕福であればあるほど、食べ物を無駄にしている。これが私たちの社会の仕組みなのです。
私たちが食べ物を無駄にする分、世界は飢える。
だから無駄のない、フェアで平等な、分配の社会システムが必要です
誰一人、飢えることのないように。。」
photo:大きく開いたチューリップ。いま、すてきにドライになっています。
2013年04月04日

サティシュのことばで 大事な3つのS.
その中のひとつ、soul(こころ)
「土を大切にすることは、自分を大切にすること。
自分を大切にできればこそ、幸せで、健やかで、しなやかな体と心と魂はあればこそ、地球を大切にすることもできるのです。
心を病み、不幸せで自殺を考えるような人がどうして他人を、家族やコミュニティを、地球を大切にできるでしょう。
自分が健やかで、幸せで、満ち足りていることも必要なのです。
だから自己実現と自己啓発は大切です。
詩、音楽、アート、工芸などの文化的活動、畑仕事、瞑想、ヨガ、、、どんな活動でもいい。
健やかで幸せな自分をつくるのです。
それが人々のため、地球のためなのです。」
photo:沈丁花。香りには特別癒されます。